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【+1】眠れぬ理由

文章0 怪異+1

突き抜けてきたおじいさんのことよりも、看護士についての描写があまりにありすぎるところが気になります。
怪異と人間とのつながりがもっとはっきりと書かれ、自然に読者がシフトできればいいのですがこのお話ではそのつながりとなるところが弱く、浮いてしまっている印象となっています。
怪異自体はとても興味深いものがあります。となりの意識不明になっているおじいさんももしかしたら同じような体験を意識不明になりながらもしているのかもしれません。
人と意識と怪異という三点のつながりが見え隠れしていて、興味深いお話となっています。
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テーマ : 怪談/ホラー
ジャンル : 小説・文学

【0】蹴ったもの

文章-1 怪異+1

文章はすっきりと読むことができたのですが、草と人の髪の毛を間違えたというところが引っかかります。
両脇に何本かあった黒い枝みたいなものという一言がそれを示していて、人の髪の毛にそのようなものはありません、
草でもなく、また違った何かなのではないかという思いが沸いてきて怪異として興味深いことは確かなのですが、その一言で読んでいる間に混乱させることになってしまったのは残念に思います。

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【-3】誰もいらない

文章-2 怪異-1

文章の不要なところが目立ちます。全体的な文章のダイエットが必要であると思います。
怪異についてのことがほとんどなく、ピックアップされているのは青年の孤独死です。その点でズレを感じてしまいました。怪異は物件系怪談の定番となっているほどに類話があるものです。それが、上記のズレや不要な文と相まってマイナスの意味で相乗効果を発揮してしまっているのが残念です。

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【0】どうでしょう

文章0 怪異0

怪異のところの描写が少しわかりづらい上に情報が少ないです。
特に一瞬母親と見間違えたという事に気づいたところで、その見間違えた何かに関する情報があまりに少ないです。

怪異は描写不足と相まってインパクトとしては弱くなってしまっています。
細かい取材によって、現場の空気を再現するという作業が必要であると思います。

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【+2】鬼を見た

文章+1 怪異+1

文章はすっきりとしていて読みやすいです。それとともに時代背景を書き取る描写がすばらしいです。しっかりとその当時の様子を体験者から聞き取って書いているものだと思われます。
このような努力によってこのお話は現場の空気を保っているのだと思います。

まず、時代だけで言っても非常に希少な怪異です。このような怪異を体験した人は高齢であり、なかなか取材することは難しくなっています。さらに、その当時で言えば憑き物とは現代よりももっと身近な存在であったことがお宮さんに関わる描写でよく表されています。
そして、問題の怪異ですがなんとも悲しい終わり方でした。体験者はそのことを悩みながら一生をずっと生きてきたのでしょう。なんともいえない読後感がありました。

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【0】抜いてはいけない

文章0 怪異0

文章は概ね読みやすいのですが、次の一文が気になります。
「この下に姿なきモノを葬る。決して…」この文が全体的な雰囲気からとても浮いて見えてしまっているのです。なんとも書き方がうさんくさく見えてしまっています。恐らく、急にこのような一文を書いてしまったがために雰囲気づくりが間に合わずこのような印象となってしまったのでしょう。この文に入る直前にしっかりと雰囲気をかきとってこのような文が出てきてもおかしくないという状態に読者を落とさなければなりません。

上で書いた一文が大変に胡散臭く見えてしまったところが難点です。
一つ、突っ込みどころとして認識されてしまうとなかなかそれをひっくり返すところは難しいです。
実話怪談として書くのならばそのような疑念を吹き飛ばすような、記録という事に近い要素を足していただきたかったと思います。

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【-2】警告か妨害か

文章-1 怪異ー1

文章はコンパクトにまとまっているようには見えるのですが、短い文による怪談の持ち味である読後にぞくっとさせる力を感じ取れませんでした。それは、このお話の切れ味の悪さにあると思います。
類話が多いお話なので、そのようにスパッと切ることができなかったために印象の薄いお話となってしまっています。

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【+2】バンジージャンプ

文章+1 怪異+1

非常に読みやすくすっきりとしています。怪異の描写やその現場もしっかりと書かれ、イメージすることができました。

一体、なんなのでしょうか。川に纏わる何かに魅入られてしまったとでも言うのでしょうか。露骨に死へ誘おうという意思が見えて恐ろしいです。

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【0】天国

文章0 怪異0

文章はすっきりとして読むことができるのですが、確実に怪異であると言い切れるものは陽炎だけであることが難点です。筆者もそれをわかってか、それにいたるまでの様々を繋げてイメージさせるような描写も読み取れます。
怪異を冷静に見た場合、やはり陽炎だけであると非常にインパクトは薄いものとなります。
ですのでこのような評価とさせていただきます。

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【-2】櫛

文章-2 怪異0

経済的な理由で総合病院に入院することを諦めたにも拘らず、古びた病院の個室に入ることができた点が少し気になりました。そして怪異の描写についてですが、一番の落とし所となる櫛の描写があまりにもありません。そのため、なんだか拍子抜けしてしまったような印象になってしまっています。
昨今、実話怪談では天井裏からいわくのあるもの、呪物と言うべきものが見つかると言うお話は多くあります。そのためその類話から出るような特異点をあらわすような描写がないところも気になりました。

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【-4】家族

文章-2 怪異-1 地域が特定される事について-1

まず、地域が特定されてしまう事などのプライバシーに関わる問題は実話怪談を書くにあたって大変気をつけなくてはならないところです。ここまで書かれてしまうと特定は容易であり、実生活上で影響が出る恐れがあります。
そして、文章ですが文体が一致されていないために大変読みづらいです。さらに怪異一つ一つが小粒の上に描写があまりないので書き散らしたような印象になってしまっています。
以上のことからこのような評価とさせていただきました。

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【-1】生兵法

文章0 怪異ー1

文章はしっかりと書かれていて読みやすいのですが、これを怪異とするかどうかがとても難しいところです。
つまり「今言うたん誰や?」の指している言葉が果たして体験者の言った呪文なのかどうかというところが非常に微妙です。はっきりと怪異であると決定付けるほどの力のある言葉が文章中から見つからないために、読者がそのような疑いをかけてしまうという可能性を含んでいます。
私の判断としては怪異として訴えるだけの力が不足しているという事で、この点数とさせていただきます。

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【-1】冷たい手

文章-1 怪異0

怪異の描写をしっかりとしていて、文章も読みやすいです。気になるのは、結婚に纏わる一連のエピソードです。
怪異を通してその人間を描くというのは手法としてあると思っていますが、それには怪異と強くつながりをもって書かなければその人間を描いたところだけ浮いてしまいます。このお話はそのところがしっかりと描かれていなかったために怪異とその結婚に纏わる一連の描写がちぐはぐな印象になってしまっています。
ここをもっと強烈につながっていることを読者に訴えられる言葉で表現したのならばまた評価は変わったのではないかと思います。

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【-2】今もあるんです

文章-1 怪異-1

一夜にわたるお話なのですが、怪異がぽつぽつと小粒のものが続いたということでなんだかだらっとした印象になってしまっています。その小粒の中にも体験者しか語れないキーワードとなる言葉、インパクトのある特異性を含んだ言葉がないためにさらにその印象を強くしています。
このようなお話の場合、その書き漏らしは致命的となってしまいます。
そのため、このような評価とさせていただきます。

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【-3】夢、あるいは……

文章-1 怪異-2

この体験談が本当に怪異と呼べるものかどうか、それがこのお話の議論に真っ先にあがるのではないかと思います。
一読すると腕をつかんだ女と体験者の発言につながりが見えて伝播怪談のように感じるのですが、なんとも怪異たる決定力が不足しています。手首の傷はあるのですが、それが本当に怪異としての核となりえるかというととても難しいところがあるとおもいます。核となりえるものがあったのならばそれを文章で表現していただきたかったなと思います。

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【+2】雪桜

文章+2 怪異0

怪異については類話が多いのですが、それを筆者の文章によって鮮やかに浮かび上がらせることに成功しています。
情感たっぷりに書いているものの、それが全く暑苦しさや読んでいる間の筆者との温度差を感じずに読むことができました。それぞれのシーンもしっかりとイメージすることができました。
とても暖かで美しいお話に仕上がっています。

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【+2】最後の封印

文章+1 怪異+1

文章は概ねすっきりとして読みやすいです。さらに前半は緊迫感などその場の空気を書き取ろうとする筆者の姿勢が伝わってきました。
怪異も大ネタといえるようなものなのですが、惜しいのがそこからの恐怖がなぜか沸きにくくなってしまっていることです。これは、生々しさやキーワードとなるような強烈な言葉からなる文が全体的に不足しているからではないかと思います。
それさえあればさらに高い評価となったと思うだけに大変に惜しく思います。

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【0】なげき

文章0 怪異0

文章の量は怪異のサイズに合わせてコンパクトなのですが、歯切れの悪さが気になります。
コンパクトにまとめた文章では読後に何か与えるものがなければ非常にインパクトに欠けます。また、このようなお話は類話が多いためにそれが顕著です。
歯切れが悪いために、インパクトが欠けてしまったところが残念です。

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【+1】生ソーセージ

文章0 怪異+1

文章はややボリュームがありすぎる気がします。文として重くなってしまっているところや後半に不要なところがあります。
最後の「自殺未遂を繰り返している。」という事と怪異との関係性が書かれていないためにそこだけ浮いているような印象を受けました。

たくさんの怪異が起こっていますが、連想させるのはそのビルで過去に監禁に纏わるなにかがあったのではということです。
そのビルについての過去が語られてはいませんが、そこがむしろリアルでもあります。
一体どのような意味があったのか、怪異にそれを求めることは意味のない事なのかもしれませんが、このお話は読後にすべての怪異の関連性を繋いで考えてしまいます。

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【0】待合室の夜

文章0 怪異0

文章が少し長いと感じました。文章をダイエットさせる必要があるのではないかと思います。
怪異のところの描写はとても細やかでわかりやすかったです。

白い玉や見えない手がその後の男が現れたときに逃げるように去っていく。
その男は守ってくれたように感じます。
面白いのは家族が誰もそのような存在を知らないことです。毎夜、人知れず怪しい何か達がここには現れているのでしょうか。

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【+4】闇線歴

文章+2 怪異+2

全体的な文章量は覆いにも拘らず、全く読むのに苦ではありませんでした。
すっきりと情報が整理され、怪異についての描写もしっかりとしています。
この怪異から表には出ない歴史が浮かび上がってくる様を取材して書ききった筆者はとても評価できるものと思います。

まず、歴史的な背景から見ても大変希少なお話です。
昭和七年に開通したという事はその当時を知っている人は僅かであり、時間とともに失われていく記憶です。それが怪異によってよみがえりました。筆者がここに書き記したことは大変に意味のあることだと思います。
この怪異は恐ろしくもありますが、悲しいものでもあります。

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【+2】生き甲斐

文章+1 怪異+1

文章はすっきりとして読みやすいです。
「何がね? 楽しくてしょうがないわな。友達がぎょうさん待っとるんよ?」
 そう言うと、彼女は豪快に笑った。
この文が体験者の性格や怪異に対しての考え方がにじみ出ているようでとても好感が持てます。
多くを語るのではなく、このような必要最低限でしっかりと語る事に成功している点はとても評価できると思います。

とても心温まるお話です。死を知らせにくるというお話は多くあるのにも拘らず「約束」というものや体験者達の言葉によってとても優しいお話として入ってきます。

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【0】パラパラ

文章0 怪異0

文章はすっきりとしていて怪異の描写もとてもわかりやすいです。
しかし、文章のなかから現場の空気や衝撃を感じさせる言葉を見つけることができませんでした。
そのため、怪異は類話が多いものなので埋もれてしまうという印象をうけました。
さらに怪異が怪異であるための力を表現する言葉が少し弱く、本当に染みではなかったのかという読者の念を否定できるほどとはなっていないように感じてしまいました。

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【+3】擬態

文章+1 怪異+2

文章はすっきりとして読みやすかったです。さらに、体験者の「耳鳴りが蝉の声みたいに聞こえる」というキーワードが文章中にあり体験者でしか語れない言葉を書き取っています。
これによって、お話にリアルな現場感を表現していると思います。

とても得たいの知れないお話です。タイトルの「擬態」にもあるように耳鳴りのフリをするというところや、姿も石膏像に赤い唇というものでとても奇怪です。
希少であり、嫌悪感をもよおすような恐怖のあるお話です。

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【+2】コロコロ

文章+1 怪異+1

文章が過不足なく書かれ、さらに怪異の状況もとてもイメージしやすいです。
怪異に対しての体験者の反応もとてもよく書かれ、現場をしっかりと思い描くことができました。

コロコロと転がる様々なもの。転がってきたものに丸いものという事以外共通性は見られません。
あまりの不思議さにぽかんとする体験者の様子が見えるようです。
とても興味深く希少な怪異であると判断します。

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【-1】まさか

文章0 怪異-1

文章はすっきりと読むことができるのですが、これを果たして怪異としていいのかどうかというところが気になります。
取引先の社長が自殺したことと、足首と首の怪我についての関連性が見えず怪異と判断するには今ひとつ足りません。
そのため、マイナス評価とさせていただきました。

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【0】抽斗より

文章0 怪異0

文章はすっきりと過不足なく描かれています。しかし、怪異のネタ自体は類話が多くその類話から差別化できるような文やキーワードとなる言葉がないところが気になります。
そのため、このような点数とさせていただきます。

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【+4】真意

文章+2 怪異+2

文章はとても読みやすいように過不足なく書かれていて、怪異についての描写もとてもしっかりとしています。
「しかし、にやけた表情は増長し、既に生前のタカシ君を思い出す処は見当たらないという。」この一文でぞっとしました。このような強烈なインパクトを与える文があることもとても評価できると思います。

ぞっとしました。最後の一文にもあるように怪異が親友の姿であるために体験者はさぞや深く葛藤しているのでしょう。
凄まじいまでのお話だと思います。

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【-3】最後の親孝行

文章-2 怪異-1

文章がかなり重くなってしまっています。怪異となるところの情報量があまりなくイメージしづらいわりには文章のボリュームがありすぎます。
なので、文章の全体的なダイエットが必要です。すっきりと必要な文だけで仕上げればさらに読みやすくなります。

怪異は類話が多く、目新しいところはあまりありませんでした。核となるところを文章でピックアップするなどがないためインパクトも弱くこのような点数とさせていただきました。

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【+2】いつも来るとは限らない

文章+1 怪異+1

とても細やかな描写ではっきりとその現場をイメージすることができました。
それでいて文章もすっきりとしていて読みやすかったです。

とても興味深い怪異でした。
その女は竹崎さんからはあまり語られませんでしたが、家族も知らない人なのでしょうか。そして、現れた虎との関係性も語られませんでした。
この竹崎家と何か縁のあるものなのでしょうか、もしかしたら狛犬や虎に纏わるお話が竹崎家に昔あり、現在はそれが忘れられてしまっているのかもしれないと読後に想像が膨らむお話でした。

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